Outlast 闇を照らすカメラ

PS4にSONYがインディーズゲームであるOutlastを引っ張ってきた理由は
上の映像を見れば明かですね。
Outlastは、元Ubiの開発者を中心に作られた
新鋭のディベロッパー”Red Barrels“の作品です。

圧倒的な美麗な映像、まるで実際の現場に居合わせたような感覚になります。
それをさらに盛り上げる演出、音や光源の調整、そして何よりこのゲームの鍵は
“カメラ”、ゲームはカメラを通して語られます。

1967年、精神異常者を収容する病院「Mount Massive」で
3人の科学者が未詳の患者によって惨殺された。
この事件は関係当局によって全ての調査を停止する命令がでる事となる。
1972年、CIA長官のRichard Helmsにより洗脳プロジェクト資料である
MKULTRAを全て抹消するよう指令が出された、わずか一部の資料がかろうじて残された。
そして現在、主人公である貴方はフリーのジャーナリスト”Miles Upshur”となり、
現場である病院へ乗り込む。

このゲームの鍵は、あなたは襲いかかる敵に対して無力であるという事。
特殊能力も何もないので暗闇の中ではカメラについた暗視機能で
闇を徘徊するしかないという事、そしてカメラのバッテリーを気にしながら
調査をしなくてはならないという事。

これだけの美麗でリアルな映像と音響効果や光源効果の中を
上のような制限でただ生き残るだけでなく調査をするというミッション。
昔の洋ゲーはすぐ死ぬと言われていたけど、今回もそうなりそうですねw

ただ逃げ惑うだけなのか、覚悟を決めて情報収集する根性を見せるのか?

さて、下の映像はどれだけ怖いかという事をRed Barrelsのメンバー達が
ゲーマーさん達を招待して実験した映像です。
暗闇の中でゲームをプレイさせ、プレイヤー達の表情などを映した映像となっています。
結構長いし、ネタバレチックなのでネタバレ嫌な方はご注意くださいね。

Red Barrelのサイトにいくと、下のようなQ&Aが見つかります。

Q&A
Q. What is the core experience? 核となるゲーム体験はどんな感じですか?

A. You’re a normal human being who has to survive a terrifying journey. You can’t fight the horrors waiting for you in the Asylum, so you’ll have to act smart to avoid getting killed… or worse. あなたはごく普通の人間で物凄い怖い思いをする冒険を生き残らなくてはなりません。精神病院で待ち受ける脅威と戦うことはできない為、知恵を働かせ殺されない…またはそれ以上の酷い仕打ちにあわないようにしなくてはなりません。

Q. Is the trailer a pre-rendered cutscene?
トレーラー映像は美麗に修復加工されたものですか?

A. The trailer is a real-time sequence done in the Unreal Engine. It is highly scripted to better showcase what the final game will be. いえ、すべてリアルタイムにゲーム映像をおさめたものです。実際のゲームの完成された姿を分かっていただけるよう脚本編集した内容となっています。

その他、Choke Pointさんでインタビューの訳が見れます。
『Outlast』インタビュー – 暗闇が生む極限の緊張感

2013年発売予定だそうです。
5時間くらいのゲームプレイだそうで、
ちょっと物足りないと感じる方もいるかも知れないですね。

Titanfall やべぇ早くやりたい…

EA傘下の開発会社、Respawn Entertainment
この会社を作ったのはActivision傘下の開発会社で
Call of Duty(COD)シリーズで有名なInfinity Wardの
創始者でNo.1とNo.2だったJason WestとVince Zampella。
2010年3月にInfinity Wardを解雇された二人は
同年4月にEAからの資金援助を元に
Respawn Entertainmentを設立する。

Respawn Entertainmentにはこの二人を慕って
Infinity Wardを辞めて駆けつけた開発者が多数いるせいか
上のプレイ映像でもCODらしいアクションが垣間見える。

ちなみにCall of Duty(COD)シリーズは、
Activisionの元、Infinity Ward(IW)とTreyarchという2つの開発会社が手がけている。
それぞれの代表作としてはCOD2,COD4,ModernWarfareがIWで
COD3,World At War,BlackOpsなどがTreyarch作品として知られている。

このRespawn EntertainmentはInfinity Wardの往年のメンバーが
勢揃いして渾身の力をこめて代表の二人を解雇したActivisionへの
メッセージも込めて作られている事が予想される。

ジェットパックを使った空中戦なども映像で見れますが、
Haloのようなフワフワした移動や銃撃戦と違い、
CODらしい動きとリアルな銃撃戦を楽しめそうな感じが映像からも伝わってきますね。

今のところ、XBOX 360, XBOX ONEとPCのみでプレイ可能という事もあって
これはXBOX ONEにとって大きな追い風になるかも知れませんね。

XBOX 360版については、彼らが直接手がけているわけではなく外注との事です。
Battlefield4もXBOX ONEと360版ではプレイヤー数の違いなどが出てくるなど
このゲームをやるならやはりXBOX ONE買うかPCでやるしかないでしょうね。

発売は来年、今から待ち遠しいです。

こちらはトレーラー映像↓

Rainbow Six: Patriotsは発売中止ではない?

タイミングが悪すぎた…
今年の4月にUbiのモントリオールスタジオがその開発リストから
Rainbow Six: Patriotsの名前が取り下げられました。
他にもGamestopなどの小売店から予約販売の取り消しなどが相次いでいます。

Rainbow Six VegasはXBOX 360を初めて手にしたときに良く遊んだゲームの一つでした。
テロリストを相手に対テロリストのスペシャリストとして襲いかかる敵を
友達と一緒に次々と倒していくその内容が面白くて寝る時間を惜しんでプレイしたものです。
「テロハン」= テロリストをハントするという言葉を知ったのもこのゲームでした。
この後に流行るホードなどもこのシステムの応用ですよね。

このRainbow Six: Patriotsは同シリーズの最新作で
シリーズとしては6作目にあたる作品となっています。
Rainbow SixともかけてありRainbow 6として
大きな意味合いを込めたタイトルとして予定されていました。
当初は次世代マシーンではなく、現行機であるXBOX 360とPS3での発売が予定されていました。
しかし、今回の次世代機発表によって最悪のタイミングに開発状況が重なってしまったという事ですね。

Watch Dogsをはじめ、かなり協力なタイトルが控えている中で
大事なナンバリング作品だし、下手な続編を出して
大作の名前を汚したくないという事もあるでしょうからね。

オフィシャルに開発中止と発表があったわけでもなく、
逆に次世代機を中心に据えて企画段階から作り直してる気配があるので
じっくり開発して良いものを出してくださいよ。

残念ながら現在はSiege発表後に開発中止とされてしまいました。

Rainbow Six: Patriotsの詳しい紹介は4Gamerさんのが分かりやすいです。
紹介記事

Rainbow Six: Vegasの紹介はGame Watchさんのレビューをどうぞ。
レビュー記事

Rainbow Six Siegeに関する記事は今後こちらのタグにてカバーしていく予定です↓
Raibow Six Siege