アサギロ – 浅葱狼 – 剣豪達の物語



幕末。動乱がはじまる少し前。
まだ12歳の少年が大人を打ち負かせる程の天才剣士として名を知られる。
その天才少年は試衛館にて天然理心流を習う若き日の沖田総司だった…

新撰組を描いた漫画は他にもあるのかな?
個人的には小説、ドラマ、映画などでも
時々新撰組を題材にしたものを目にしていた。
昔コーエーから出ていたゲーム「維新の嵐」などでも
新撰組の活躍をワクワクしながら遊んだ事もある。

しかし、このアサギロは他で描かれる新撰組と少し異なってるかも。
それは剣術という視点からそれぞれの剣士達が切磋琢磨し、
お互いに引き寄せ合いながら時代の中を生きる様が描かれているから。
まだ数巻しか読んでないので何とも言いがたいが、
少なくとも序盤ではこれでもかというぐらい剣術が主題となっている。

北辰一刀流はもとより新撰組の面々が剣の腕前を磨いた試衛館の天然理心流など
様々な剣の猛者が登場しては混じり合っていく様が面白いです。

新撰組というと近藤勇や土方歳三が主役として描かれがちですが
ヒラマツ・ミノル先生の「アサギロ」では沖田総司がメインとはいえ
山南敬助など、その他の面々もとても魅力的に描かれています。

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